萬屋本店 開業までの道のり

萬屋本店 開業までの道のり

こんばんは、萬屋本店の鈴木です。

12月21日に掲載させていただいた、
【立ち上げ】萬屋本店プロジェクトに携わった方々
そのブログに続き、本日は開業までの道のりについて、ご紹介させていただきます。

この詳細は、年末に私たちの会社のコーポレートサイトがリニューアルされ、
その事業紹介というページで特集を組ませていただきました。
代表の宮腰を追う、ドキュメンタリーです。
ここでは、その中から一部抜粋させていただきます。

 

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– 始動 –

鎌倉長谷にて、200年続いた酒問屋が幕を閉じたのは2006年のこと。
当主は鎌倉市市長として、私財を投じて鎌倉の発展のために力を費やしてきた。
萬屋本店と言えば、鎌倉の有力者では知らない人はいない鎌倉の繁栄を下支えしてきた商店。
その名は鎌倉の史書にも見ることができる。
築90年を超す母屋は、この街を守り続けてきた威厳を今でも保ち、
これだけの建物は古都鎌倉と雖も数えるほどの希少さである。
幕を閉じてちょうど10年となる今、新たな萬屋本店プロジェクトが始動した。

 

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– 設計のテーマ –

長く商いを続けるには、その当主が大切にしてきたものや想いを、
それ以上に自分たちが大切にすることに尽きると宮腰は言い切る。
大正14年より続く2尺幅の梁を有する門構え、
客人をもてなしてきた床の間、長らく商売を支えてきた金庫や神棚だった。
そこから見えてきたこと、それは「もてなし」の精神。
客が来れば中に通し、座布団を用意し、お茶を出す。
来てくれた礼を当主の姿勢で示していた。
長い歴史を経て形成されてきた鎌倉ならではの独自の文化をそのとき垣間見た。

 

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– 美しいもてなしとは –

その具現化のヒントを得るため、日本全国、そして海外へ宮腰は飛んだ。
数々のホテル、レストランを巡り、時代背景の深い金沢や奈良、
そして、ホスピタリティの探求へと台湾、 シンガポール、ロンドン、パリや各地へ。
海外に目を向けたときに沸々と内面に感じた日本の美。
その手応えを感じつつ、最後に行き着いたのは、長く通っていた京都の老舗旅館だった。
そこは、「ようこそ」と声が聞こえてくるような、手入れが行き届いた玄関が客人を迎え、

「お会いできることを楽しみにしていましたよ。」

と、当主や女将が笑顔で声をかけてくれる。
70歳を超えるおばあちゃんまでかけつけ、次から次へと馴染みの顔が迎え入れてくれる。
まるで、家族総出で大切な友人を招き入れる様である。

「あー、私、帰ってきたんだ。」

そんな心地よい感情が自然と沸き上がってくる。
「もてなし」の原点を確信させられた原点回帰。

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– 末永く愛されるお店へ –

こうして設計し、完成された母屋に「心」を注入していく。
要となるキッチンにはグランシェフの尾﨑を筆頭にもてなし料理とは何か?を浸透。
そして、石渡氏が懇意にされてきた食材業者に協力してもらい、
最良の食材が仕入れられるルートを開拓と同時に、
地域との関係性を深める援助もいただいた。
そうして、2016年5月7日、萬屋本店はグランドオープンを迎えた。

 

ここでは、その事業紹介の中の一部を抜粋させていただきました。
こちらには書ききれなかった、
なぜ、「オープンが許された場所」となったのか、
などは、コーポレートサイトにて、ご覧いただけましたら幸いです。

【コーポレートサイト】萬屋本店 開業までの道のり

 

 


フェア
2月12日(日) 1部 9:00~ / 2部 12:30~
【限定開催】模擬挙式&全館貸切ブライダルフェア
萬屋本店を全館貸切にしたビックフェア。
和装人前式の祝言(しゅうげん)の模擬挙式の他、全館を本番の披露宴さながらにコーディネート。
こだわり衣装の展示など、絶対おすすめしたいブライダルフェアです。


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