【社内研修】ニューヨーク視察レポート
こんにちは。
萬屋本店の水間です。
8月17日~23日まで、代表の宮腰、鈴木と共にニューヨークに出張に行かせていただきました。
今回の出張の目的は、次店舗開発に向けての価値観共有と、インスピレーションを得て勉強すること。
ニューヨークの流行りのホテルやレストラン、ラウンジやデパートを巡り、
内装やディスプレイ、空間作り、サービス、お料理、ペーパーアイテム等を、
見て、触れて、体験して、今後の店舗開発や商品開発の参考にしていくための時間。
また、年に一度開催される大規模なギフトショーも今回の目的の一つでした。
5泊7日の濃厚な時間を、ほんの少しご紹介させていただきます。
まずは初日。
日本から13時間のフライトを経てニューヨークはJFK空港に到着。
今回宿泊したのはセントラルパークにほど近い、
PARK CENTRAL HOTEL。
セントラルパーク、タイムズスクエア、5番街等、全て徒歩圏内にあり、
近くにはスターバックスや美味しいパン屋さんもあって徒歩で色々と回るのにとても便利なホテルです。
チェックインの後は、デパートとホテル巡りへ。
ニューヨークと言えば、バーニーズニューヨーク!
ということで、Madison Avenueにある本店へ行きました。
萬屋本店の立ち上げの際に選び抜かれた商品だけを取り扱うセレクトショップという発想も、
ニューヨークの老舗デパートからヒントを得ました。
時代に左右されない流行の発信地。
そこは人もディスプレイも商品も、全てこだわり抜かれたハイセンスな空間に刺激を沢山受けました!
その後もホテルを何件か巡り、お腹を空かせて夜ご飯!
初日の夜はストリップハウスという名のステーキの名店へ。
店内の内装は店名の通り、ストリップ小屋のよう!
綺麗な女性の写真や煌びやかなシャンデリアで統一されています。
オープンと同時に入店しましたが、開店30分後にはお店は満席で、
その後も常に満の大賑わいでした。
メインのステーキは、ガーリックとお勧めのマッシュポテトと一緒に。
初日の睡眠不足と飛行機の疲れを吹き飛ばすべく、一人一個ガーリックを食べ、パワーチャージ。
真っ黒焦げに見えますが、中はジューシーでとっても美味しいお肉でした。
初日からいろいろな施設、食事を体験し、とにかく濃厚な出張一日目を終えました。
■2日目
2日目は、ドラマ「SEX AND THE CITY」の舞台にもなったBuddakanへ。
ここはとにかく内装がすごい!
迫力満点のレセプションの絵画。
吹き抜けのホール。
モダンな内装に圧倒されました。
Buddakanで内装見学と食事を楽しんだ後は、すぐ隣のチェルシーマーケットへ。
ここはこの辺りは歴史保存地区に指定されているそうで、
このチェルシーマーケットも古いお菓子工場だったビルを改装したアーケードのようなマーケットでした。
所狭しとグルメなお店やお土産屋さんがひしめき、活気があって大盛況。
近くにある、線路の跡地を利用した遊歩道の「ハイライン」
こちら素晴らしい景観でお洒落なバーやカフェがあります。
海外の歴史的建造物は、石造りやレンガ造りのものが多く、
何百年とそこに在り続けてきた重厚感があります。
日本は地震や台風、湿度も高いので、何百年も建物が残り続けることは難しいですが、
日本家屋にはないヴィンテージ感に心くすぐられる空間でした。
■3日目
3日目は朝5時半に起きてセントラルパークへお散歩へ。
都会のオアシスで見る美しい景色に癒されます。
朝食で訪れたのは、ニューヨークで一番の朝食と言われる「NORMA’S」
パーカー・メリディエン・ホテルの中にあります。
こちらではエッグベネディクトをいただきました。
すごいボリュームですが、とても美味しく頂きました。
こちらも朝から満席のレストランでした。
朝食の後は、老舗デパート「BERGDORF GOODMAN」へ。
5番街の中心にあり、創業106年を迎える老舗でありながら、
常にファッション業界の最先端を走り続けてきた先進的な存在。
一度は行ってみたかった場所です。
最上階からあらゆるフロアをめぐり、ディスプレイを見学してきました。
色に溢れた世界観。一番のお気に入りディスプレイです。
まるで宝石箱の様に美しいディスプレイに沢山刺激をもらい、商品開発の参考にもなりました。
その後、セントパトリック大聖堂や、老舗デパートのサックス・フィフス・アベニューを巡り、
マンハッタン地区からブルックリン地区へ移動。
世界初のつり橋と言われる1883年に創られたブルックリンブリッジを一望できる公園へ。
このヴィンテージ感がたまりません!
夜はマンハッタンの夜景が一望できるそうです。
ブルックリンはマンハッタンよりも観光客が少なく、空気も良いためニューヨーカーに人気の街なのだそうです。
古い建物と先進的なアートが融合した街で、お洒落な施設やホテル、カフェが沢山あります。
Daiyuは日本家屋の会場を中心に手掛けてきましたが、
ニューヨークで何百年と経っている、歴史あるリノベーション物件を見れば見るほど、
発想の幅が広がる体験となりました。
夜はグランドセントラル駅の中にあるシーフードレストランの「グランドセントラルオイスター」へ!
駅の構内なのにこの空間。
石造りのアールデコ調の駅構内にお店があります。
1913年創業で100年以上経った今でも人気が衰えないシーフードレストラン。
アーチ形の天井で内装もかわいく、新鮮な牡蠣が楽しめる人気店だそうです。
食事の後はオペラ座の怪人を見に行きました。
現在上演されているミュージカルの中では最長の25年間上演され続けているロングラン作品。
舞台装飾や衣装の美しさが素晴らしく、会場の内装や客席までも美しく、夢のような世界でした。
是非、ニューヨークに行かれる機会がありましたら、
オペラ座の怪人、お勧めです!
■4日目
4日目は街歩きとホテル巡りをしました。
コーディネートしてくださったわれらがコンサルタントのいのきんさんお勧めのホテルへ見学に。
まずは若者に人気なスタイリッシュなホテル「ACE HOTEL」
日本人受けしそうなヴィンテージ感漂うロビー。
若者たちがラウンジで寛ぐ、今人気のスポットだそうです。
その後は「NOMADO HOTEL」でランチ。
モダンな内装に代表の宮腰も大興奮!
テラス席もあり、陽射しが降り注ぐ気持ちよい空間でした。
レセプションのバックにあるパーテーションや、シャンデリア、カーテンも生地やフリンジがユニークでした。
絶妙なアンティーク感のある生地使いがかわいく、
女性が好きそうな心くすぐられる空間です。
廊下のディスプレイも工夫されています。
トライベッカ地区にある「ROXY HOTEL」
こちらは2年に1回フルリノベーションされるそうで、常に新しい情報が発信される場所なのだそうです。
ホテル見学の後はブルーマンの舞台を見に行きました!
「ブルーマン」は言葉を一切発しない、パフォーマンスを2時間続ける舞台なのですが、
とにかく面白い!
観客も巻き込まれて行われる最高にエキサイティングな体験です。
そしてなんと、代表の宮腰が観客の中から選ばれて舞台に上がり、
約15分程一緒にパフォーマンスを行うという貴重な体験もしました。
手土産にブルーマンのお腹から飛び出してきた生クリームとバナナの詰め合わせをもらい、
本当に楽しく、また見たい!と思うパフォーマンスでした。
■5日目
5日目はこの視察の目玉であるギフトショーへ。
世界中から集まった、インテリア、ファブリック、ペーパーアイテム、ファッション、家電等の最新作の展示会。
日本のウェディングにも影響力のある、様々なデザインがこのギフトショーからインスピレーションを得て、生まれます。
多種多様なデザインのペーパーアイテムに魅了されっぱなしです。
ラグやソファもかわいい物ばかり。
レストランのクリスマス装飾で使うオーナメントも沢山展示がありました。
とにかく沢山歩き、多くの洗練されたアイテムを見て、
引出物として取り扱いたい物も沢山あり、早速引き出物のお取引先にご相談し、取り扱いできるように確認を進めています。
こうして、自分たちで足を運んで、直接目で見て「いい!」と思ったものを、
いつかお店のディスプレイや商品として使える日が来ることを楽しみにしています。
この5日間に、数えきれないほどのホテルやレストラン、デパートを巡り、
写真の枚数は1000枚近くになりました。
その中のほんの一部をこちらでご紹介させていただきました。
近い将来、Daiyuが次の店舗を手掛けるときや、ブランディング撮影をする際など、
今回のインプットが大いに役立つのだと思います。
今はどんな情報もWEB上で手に入る時代ですが、
やはり実物を見ること、経験することに勝る物はないと感じました。
このブログではご紹介しきれませんが、
本当に多くの経験とインプットをさせてもらえたこと、
そんな機会を与えてくれた会社と、お店を守ってくれたメンバーに心から感謝をしています。
来年、再来年はプランナーや新卒の若手メンバーを海外視察に行かせてあげたい!と心から思いました。
百聞は一見に如かず。経験は何よりの宝です。
このインプットを商品開発に生かして、より魅力的な萬屋本店にしていきます。
長いブログをご覧いただき有難うございました!
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