いにしえから、日本人にとって米は生命を支える穀物であり、豊穣のシンボルでもあります。
純白の米から作られる酒はまた、お神酒といって神前に捧げる大切な御供物。その酒を酌み交わすことは「契りを交わすこと」であり、
それまで他人同士だった者たちが、家族になり、仲間になることを祝しています。
結婚式とはそんなシンボリックな儀式であり、時代は変わっても、根底に流れる「神聖さ」はいつまでも変わりません。
萬屋本店は200年の長きにわたって、そんな酒を商いの糧とし、さまざまな祝いのシーンを下支えしてきました。そんな商家にあって、
大切な酒を貯蔵していた蔵は今、結婚式の誓いの場として生まれ変わり、新たな絆の生まれるところとなりました。

結婚式には、それぞれが歩んできた道のりを振り返り、
おふたりが出会った奇跡と、これからともに歩む人生を、
かけがえのない人たちによって承認されるという大きな意味があります。
祝福は、その後のおふたりを永遠に支えるものとなり、
ここで交わされる儀式は、日本人が昔から大切にしてきた風習を踏襲すべく、
ひとつひとつの所作、ふるまいに意味が込められます。
その厳かさに、思わず涙が溢れる、そんな心に響く祝いの1日を。
萬屋本店では和装、洋装での人前式、キリスト教式、神前式を承ります。
人と人とのつながりを大切に。

親元から巣立ち、新たな家庭を築くおふたり。
「産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう」。
挙式に先立って時間をとり、ご両親にこれまでの感謝を伝えます。
身支度を整え、新郎は新郎のご両親と、
新婦は新婦のご両親と特別な時間を過ごします。
ふたりを育んでくれたいちばん大切な家族。
この感謝の時間を「あいさつの儀」として、萬屋本店は大切にします。



日本にキリスト教式や神前式の挙式が定着する以前、
婚礼の儀は新郎の家で行われるものでした。
「花嫁道具」とは先立って花嫁の荷物を新郎宅に運び入れる
道具入れからきた言葉、嫁入りは花嫁が新郎宅に移ること、
そして親戚縁者を招いてお披露目をする祝いの集まりは
祝言といって現在の結婚式に相当するものでした。
これから身内になる人々を前に、厳かに誓いを立て、
悦びをわかちあうひとときです。

嫁ぐ花嫁は皆に見守られ、お母様のお手引きにて、新郎のもとへ向かいます。一歩一歩踏みしめる中、母娘の昔の思い出が脳裏を過るでしょう。
最愛の娘の手を新郎へ渡す引き渡しの儀。

神聖な酒を酌み交わすことで夫婦の契りを結びます。三つの盃は、過去、現在、未来を結ぶことを意味しています。これまでのこと、お互いの想い、そしてこれからの生涯を共に歩むという誓いです。

日本では何事も礼に始まり礼で結ぶ。三度の礼、つまりお辞儀を通し、ご列席の皆様に感謝の念を伝えます。凛とした空気の中、これまで自分たちを支えてくれたことへの感謝、今ここに夫婦となるという新郎新婦の込められた気持ちが、そこに居るすべての人々に伝わり、心を熱くします。

お父様の腕を借り、バージンロードを歩く。
父親が背中で語るのはどのようなことだろうか。
今日までなかなか聞くことがなかった、
子供にあてた両親の想いを聞くとともに、おふたりから感謝の言葉を返す。
普段、家族間ではあらたまって言葉にすることがない、
人が人を想う気持ちに触れるあたたかな光景です。

ご両親から新婦への手紙を司会者より代読します。多くを語らない父、愛情たっぷりに育ててくれた母、両親ふたりがどのような思いで新婦の誕生を待ちわび、今日まで育ててきたか。新郎のもとへ嫁ぐ前に、ご両親の愛を今一度受けとめて歩みを進めることで、新たなる夫婦の絆をより深いものにします。

列席のゲストの皆様がお隣同士で手を合せる。
手から手にその人のぬくもりが伝えられ、生命の温かさ、安らぎを感じます。大切な人たちが存在していることの、言葉にできないありがたさを、居合わす一同が同時に受けとめます。

日本では何事も礼に始まり礼で結ぶ。三度の礼、つまりお辞儀を通し、ご列席の皆様に感謝の念を伝えます。凛とした空気の中、これまで自分たちを支えてくれたことへの感謝、今ここに夫婦となるという新郎新婦の込められた気持ちが、そこに居るすべての人々に伝わり、心を熱くします。

境内の中心部に位置する「舞殿」が挙式の舞台となります。
ここでの神前式は、古都鎌倉・鶴岡八幡宮ならではの雅やかな雰囲気の中で、
ご親族やご友人の温かい祝福に見守られながら、厳粛に執りおこなわれます。
ご新郎ご新婦はもちろん、ご参列の皆様にとっても忘れられない良き日となるでしょう。 

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心地よい空間に大切なゲストを招いて、
どなたにもご安心いただけるお料理でもてなす大人の披露宴には、
余計な演出や過度な賑やかしは必要ないのかもしれません。
厨房から出される出来立てのお料理は、ベストな状態でサーブされ、
ゲストの皆様に満足いただけるでしょう。
萬屋本店専属デザイナーとのコンセプトミーティングで作られる洗練された
コーディネートは、ゲストの歓声を誘い、おふたりを大切に思う方々と
気持ちが通じ合う距離感のテーブルは、
記憶に残る上質なひと時をお約束します。