これまで関西を中心に総料理長として結婚式場の立ち上げを歴任してきた尾崎シェフ。その際出会った奥様と入籍。
これまでゲストを招きたいと思える結婚式場と出会えなかったと語る。
息子が生まれ、4年の歳月が過ぎたとき萬屋本店と出会い、ここでなら自分たちが思い描く以上の結婚式ができると思えた。
お待たせした奥様のご両親へ感謝とともに誓いをたて、ゲスト皆様へ心尽くしのおもてなし結婚式を行う。

普段顔を合わせて「ありがとう」を言おうとすると、思わず照れて笑ってしまう。
4年の歳月を経て今日という日を迎えられたことの喜びと、
これまで温かく見守ってくれたご両親へ感謝を伝える。

普段寡黙なお父様。今までその背中で見せてきた娘への想いはどんなものだったのだろう。
その想いを手紙に綴ってもらい、皆様の前で読んでいただく。
お父様の想いを胸に、お二人は家族の誓いを立てる。
そして、出会ってきてくれた方々がいてくれたから、私たち夫婦がある。
そのかけがえのない存在が皆さまだということをお伝えする三礼の儀 。

北は北海道、南は沖縄。ほとんどのゲストの方々が遠方からかけつけてくれた。
だからこそ、本当に美味しいと思える料理でもてなし、
ひとりひとりをご紹介しながら、一同に集まってくれた感謝を二人の言葉で伝える。

和やかな祝宴を過ごす中、ご両親へ手紙。
そこにはご両親だけでない、これまで出会ってきた全ての方々への感謝が溢れると同時に、
家族3人がこれからも力を合わせて進んでいく力強さが伝わる。

来ていただいた方が季節感を感じ、居心地よく過ごしていただける空間作りが最優先テーマ。
家族3人で前撮りをしたときのウエルカムボードは家族の出発を皆様に見守ってほしいという願いを込めて。

どこで撮影しようかと迷うお二人。これから先、今日という日が色あせず、
そのときを鮮明に思い出されるときを残す。

感動したこと...

父からの手紙、両親へ、ゲストへ向けた三礼の儀 、スタッフの方からいただいたサプライズビデオ、
改めてゲストへ贈る、贈られる言葉にグッと胸が熱くなりました。

印象に残ってるシーン...
挨拶の儀。

両親と向かい合って挨拶するのは、なかなか照れくさくてまともにできませんが、
儀式に組み入れていただいたおかげできちんとケジメがつけれました。
とても思い出深い時間でした。
皆さんにも是非、味わっていただきたい!!と思っています。
写真でも絵になり、私のお気に入りです。

会場への感謝の言葉....
萬屋本店という歴史の詰まった会場で、祝言という素晴らしい挙式ができたことが本当に嬉しかったです。
披露宴も楽しく過ごさせていただき、あっという間でした。
プロデュースしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
そして、準備期間から当日まで携わって下さった スタッフの皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
一生の宝物ができました。
本当にありがとうございました。

ご家族の仲の良さや奥様の雰囲気がふんわりとしていて、とっても優しくて性格も良いんだろうな…とお見受けして、優しい雰囲気で創りたいと思っていました。上品でかわいらしい小花と思っていたら、5月1日がスズランの日であることを思い出しました。スズランの花を大切に想っている方たちに渡すと、もらった人は幸せになれると言われています。スズランの花言葉は、幸せの再来。おふたりのウェディングのテーマにぴったりだ!と思いました。着物のお色も挿し色でいれたいと思い、スズランを使いながら白とグリーン系に、オレンジをアクセントにいれた装花にしました。着物のブーケは、着物のオレンジ色に小物で使ったグリーンをアクセントに、ドレスのブーケはテーマフラワーのスズランを束ねました。

エントランスやお控室など館内のお花や枝物は市場に行って、目で見て市場の仲卸さんたちと話しながら選んだ質の良い旬の花たちばかりです。旬の質の良い花さえあれば、私たちは花の声を聴いて、それを花の赴くままに自然に活けるだけ。生産者さんや仲卸さん達にも本当に感謝です。

尾崎シェフのこれまでの歩みを聞かせていただいたとき、決して順風満帆ではなく、苦労をして今日を迎えていることを感じました。そんなシェフや奥様を支えてくださっている方々にどうしたら、お二人の言葉にならない想いを届けることができるのか、そこを何度も何度も検討し、プロデュースさせていただきました。当日は私たちスタッフも各店舗からかけつけ、スタッフの涙が止まらないくらい感動したことが今でも思い返されます。シェフの長い経歴の中で、ここ萬屋本店を家族の大事な結婚式として選んでいただけたことが何より嬉しかったです。