昨年、おふたりだけで海外挙式を挙げられ、
日本では親しい方々へのお披露目の食事会をしようと会場を探していたおふたり。
その中で萬屋本店を見つけてくださり、集まって食事をするだけでなく、
人生の節目に、親御様や一生お付き合いしていきたい大切な方々へ
この日しか言えないであろう素直な感謝の気持ちを届けることに価値を置き、
人生をより力強く歩んでいくための「節目」として、結婚式を行いました。

「海外挙式の際に奮発して購入したオーダードレスを着たい!」というのが沙矢香さんの希望でした。
打合せを進めていく中で改めて感じた親御様への感謝、人生の節目を大切にする日本人らしさ。
そんな大切にしたい想いが湧いてきて、色打掛も着ることを決意。
ヘアメイクは出来るだけシンプルに、引き算のスタイリングで。

海外で挙式を挙げてきたお二人が行うのは披露宴のみ。
そこで、親御様への感謝を伝える時間を披露宴の前に「感謝の儀」として設けました。
尊敬するお母様と、どんなときも見守って来てくれたおばあちゃまへ。
厳しくも優しく育ててくれたお父様とお母様へ。
32年間の想いを届けました。

おふたりにとって近しい大切な方々のみをお招きした披露宴では、
普段は中々言えない感謝の想いを込めて、ゲストおひとりおひとりを新郎新婦から紹介していきました。
自分たちの人生をこんなにも多くの方々に支えていただいていることを感じる幸せな時間。
感謝の想いが尽きない、温かな時間。

お打合せの中でおふたりに聞いた事。
「誰の為に、何の為に結婚式をしますか?」
その質問に対して、親御様と大切な方々への感謝と尊敬の想い、沢山の思い出を話してくださいました。
おふたりの想いを言葉にのせて、伝えきれない感謝を伝えた日。
おふたりとご家族の人生の節目は、感謝で溢れていました。

お気に入りのVERA WANGのウェディングドレスが引き立つようなコーディネートにしたい。
というご希望は、メインテーブルをなくし、ソファとサイドテーブルのスタイルにすることで実現しました。
ご衣装が華やかだったので、会場装花はシンプルに。サーモンピンクの芍薬で統一しました。

萬屋本店のリノベーション工事完成前に会場を決めてくださったおふたり。
この会場であれば、と選ばれた色打掛と、こだわりのウェディングドレス。
そのどちらも画になる大正ロマン薫る館内に、自分たちの目に狂いは無かったと仰ってくださいました。

沙矢香さんと初めてお会いした時に、明るく、表情が豊かで、まわりを明るくするような花のような方だと感じました。 沙矢香さんがもともとお持ちでいらっしゃる魅力を最大限に引き出せるよう、 ヘアメイクは極力シンプルに、引き算をしていきました。

おふたりはすでに海外で挙式を済まされていたので、 その時のお写真も参考にさせていただきながら、リハーサルを進めました。

リハーサル中に二人で悩みながら、相談しながら、イメージを共有していきました。 沙矢香さんの人柄や普段のヘアメイクのお好みを知ること、 その方のなりたい姿を想像し、引きだしていくこと、 似合うヘアメイクを一緒に探していく過程が本当に楽しかったです。

披露宴の最中も、リラックスして過ごすお二人、明るい笑顔とコロコロ変わる豊かな表情に、 ゲストの皆様のみならず私たちスタッフも終始魅了されていました。

沙矢香さんが本来持っている魅力とヘアメイクをマッチングさせていくこと、 魅力と技術の掛け算で、沙矢香さんのなりたいイメージに寄り添い、美しさを最大限に引き出していくことを大切にしました。

おふたりと出会ったのは、萬屋本店のリノベーション工事が始まったばかりの頃。
完成予想図の図面と、真っ白い建物のパース。それしかない頃でした。
けれど、そこに至るまでの私たちの想いや、関わる人たちの情熱、人生に強い節目を作ること。そんな私たちの想いに共感し、任せてくださいました。
会場が無いとかそんなこと以上に、何の為に、誰の為に、何を実現したくて結婚式をするのか?
お二人とのお打合せではいつもそのことを深く考えていました。
沢山の想いを共有してくださり、沢山の感動をいただきました。
お二人の人生がこれからも豊かで、強く幸せでありますように。
大好きなお二人へ、感謝を込めて。