家族団欒
出雲様
2018年3月 / 80名様
萬屋本店
祝言・和装洋装披露宴
結婚式の背景
人生の節目として結婚式を挙げたい。恋人から夫婦へ。ひとつの家族として歩き出すおふたりとそれを見守る大切な方々。誰もがおふたりの幸せを心から願う一日は、まるで大家族の様に温かい時間でした。「家族団欒」という花言葉をもつ紫陽花に想いをのせて届けた、おふたりで創り上げた節目の一日
家族の節目となった挨拶の儀
女手一つ、たくさんの事を乗り越え、愛情いっぱいに育ててくれたお母様、そして美穂さんが学生の頃に出会い、どんな時もお母様を支え、家族をあたたかく見守ってくれたお父様。
「お父さん」と呼ぶことができなかった今日までの日々を思い返し、いつもいつも思い出の中で優しく守ってくれたお父様へ伝えられたのはたった一言の「お父さんありがとう」
これまで伝えたくとも、伝えられなかった深い感謝の想い、挨拶の儀を通して、しっかりと伝えることの出来た家族の節目の時間。
祝言
娘を想う母の気持ちが手紙を通して司会者から伝えられ、新郎と交わされた父の握手からは娘を送り出す親御様の想いが込められた入場に。厳かな空気の中、両親・兄弟とともに一斉にお酒を飲み干す「家族固めの盃の儀」は両家の結びつきと家族の絆を深める大切な瞬間に。
感謝を伝える時間
「これまで支えてくれた全ての人に感謝を伝えたい」そんな思いから、どの席からでも「紫陽花」が見えるように装花を飾り、「毎日必ず食事をするときに今日の日のことを思い返してもらえたら」と席札箸をプレゼントとして用意。一人一人へ宛てたメッセージカードに込められた想いに、笑顔が溢れ心が温かくなるひと時に。
叶えたかったこと
打合せ時に知った「バージンロードを娘と歩きたい」というお父様の願いはサプライズの入場シーンとして叶えられた。ご友人の涙と、グッとこらえて一歩づつ歩くお父様の表情が忘れられない。「お父さん」と初めて呼ぶことが出来たこの日、結婚式だからこそ叶えられたこと。
コーディネート
小さな花びらが寄り添って咲いている紫陽花の花言葉は「家族団欒」。その花言葉がおふたりの結婚式で大切にしたかった想いと重なり、衣装や装花全てを「紫陽花」を中心にコーディネート。祝言で飾った桜、かすみ草のブーケ、全ての花の意味を大切にし、人生の節目を彩るお花とした。
紫陽花のグラデーションに合わせて、和装は白無垢と落ち着いた色合いの振袖に。上品なレースが美しい袖付きのミモレ丈のドレスは、ゲストと近い距離でアットホームに過ごしたい。という飾りすぎないお二人らしいスタイルに。