フェア予約

ウェディングプランナーと大工として、萬屋本店の立上げプロジェクトに携わり出会ったお二人。
萬屋本店は、お二人の共通点でありゼロから作り上げてきた特別な場所でした。

人生の中で唯一、自分の為に大切な人が集まってくれる結婚式だからこそ、何かと心配をかけてきた親御様や、
今まで二人を支えてきてくれた大切な方々に安心してもらいたい。そんな想いを持っていたお二人。

お二人が幸せである姿をお見せすることが、一番の親孝行であり、
皆様に安心してもらえることだと思い、『幸せである姿』というテーマをプレゼントしました。

結婚式当日に見たお互いの『幸せである姿』
沢山の人から愛され、慕われ、大切に想っていただいていることを改めて知り、互いへの愛情や尊敬がより一層深まる時間に。

奇跡とも思える出来事が沢山起きた結婚式。
人が人を想うこと、そのことによって起こる心の動き。
ありのままの心を表現することが許された場。
結婚式の持つ力を改めて教えてもらった一日。

準備のなかで一番最初に行っていただいたのはお二人の人生を振り返ること。
どんな人と出会い、どんな経験をしたのか?
そのときどんなことを想い、今のお二人がいるのか?
この時間を経て、自分の人生にとって本当に大切だと思える方をお招きしようと決めました。

今まで一緒にお仕事をしてきたスタッフと顔を合せる度に涙が溢れる綾菜さん。
一緒に結婚式を創り上げてきたメンバーの顔を見て、この仕事をしてきてよかった、そう感じた瞬間だったのかもしれません。

「自分の人柄を綾菜さんのご家族に知ってほしい」お打合せの中でそう仰っていた直弥さん。
お支度後に自らお待合室に出向き、ご親族の皆様にご挨拶をされました。
地元の長野を離れ、中々会える機会が少ない綾菜さんのご家族への心遣い。
直弥さんの想いを結婚式後に写真を見て初めて知ったという綾菜さん。
互いを大切に想う気持ちがより強くなる、二人にとって大切な時間となりました。

いそがしくお仕事をする中で、ずっと、親御様に心配をかけているのではないかという葛藤がありました。
それでも、お仕事を通して、たくさんの方に出会えて、幸せだと思っているからこそ、
「自分の働いている場所に家族をお招きすること」は綾菜さんの夢でもありました。
そんな気持ちを伝え、涙をしながらも温かく微笑むご両親を見たとき、
親御様に認めてもらえたと思えた瞬間、夢が叶った瞬間でもありました。
新郎直弥さんは、今まで両親の近くに住んでいたからこそ、なかなか素直に気持ちを伝える機会がありませんでした。
ずっと心に思っていたことは「自分が両親を支えたい」そんな気持ちでした。
素直な気持ちをようやく伝えることができ、改めて、一人の大人として両親を支えていきたいという覚悟を持てたお時間になりました。

祝言という挙式の形は、新婦綾菜さんが萬屋本店で初めて出会った挙式のスタイル。
自分自身、その祝言の意味合いに感動した経験があるからこそ、
ご参列いただく皆様にも祝言という挙式を知っていただきたいという想いがありました。
そして親御様に対しても「ここまで育ててもらったおかげで今の自分がある」という感謝の気持ちを皆様の前で伝え、
親御様の功績を讃える時間をとりたいと仰っていました。

新婦入場時に読まれたお父様のお手紙で父の気持ちを知り、三婚の儀で両家の家族が一つの大きな家族となり、
三礼の儀を通じて今まで伝えてこれなかった感謝の想いを伝える。 祝言という儀式を通じて、今までの想いを完了し、力強くこれからの人生を歩んでいくことができる。
そこに居る誰もが、真っ直ぐに自分の気持ちと向き合った時間。

お打合せの中で感じたこと、それは、お二人がご自分のお仕事に誇りをもっているということ。
自分たちが情熱をもって打ち込んできた仕事への想いや、そこで出会った大切な方とのご縁、どんな大人に成長したのか等。
自分たちの“今”をお世話になってきた皆様にも知っていただけるようにとご提案したオープニングムービー。
立上げ当時から今日までの萬屋本店とお二人の時系列に沿って、お二人のご上司やお二人へのインタビューで構成しました。

笑顔と温かいまなざしに見守られた、お二人がマイクを握ったゲスト紹介。
妹さんやお父様と一緒に歩いた時間。
人生の様々な節目で支えてもらってきたかけがえのない大切な方たちに見守られた披露宴。
親元を離れ、いつの間にか立派に成長し、沢山の方から愛されているお二人の姿を、親御様も嬉しそうに見守ってくださいました。

新婦綾菜さんのお父様は、綾菜さんの学生時代の進路を反対してしまったことで やりたいことをやらせてあげられなかった、
とずっと後悔をしていらっしゃったそうです。 
そんなお父様に「何一つ我慢はしていないよ」「今までずっと本当に幸せだったよ」 と
まっすぐに気持ちをつづったお手紙は、想いを完了できる時間になりました。

直弥さんは「綾菜さんのご家族にも自分の人柄を知って安心してもらいたい」という思いを持ち、結婚式当日を迎えられました。
披露宴の結びの 新郎謝辞の後、ご自身も職人をされていた新婦お父様が、
爪の先まで黒くなった、ゴツゴツとした直弥さんの手を取りました。 

「この手は職人の手だ。僕も職人だったから、お嫁さんをもらうときにこんな手で幸せにできるのかと反対されたこともあった。
でも、僕はいいよ。直弥くんなら娘を幸せにしてくれると思った。」


思いがけないお父様の言葉に、直弥さんも涙が溢れました。
「直弥がこんな立派な手をしていることを初めて知った。」 
直弥さんのお父様にとっても、成長した直弥さんの姿を感じられる時間になりました。

春の花がいっせいに咲き誇る3月上旬。
枝先に大きな花をつけ、目一杯に自然を謳歌しているような花姿の木蓮。
「自然への愛」という花言葉から、幸せを謳歌している自分自身を表現しました。
「幸せが飛んでくる」という花言葉の胡蝶蘭と、合せて春の訪れを感じさせる雪柳を会場に使いました。
雪柳には「愛嬌」「賢明」という花言葉があり、尊敬する職場の仲間たちをイメージしました。

ずっと憧れだった黒引振袖を着て行う祝言。
披露宴で着た赤い色打掛は、代表の宮腰と共に買い付けにいった、思い入れのある着物に袖を通しました。
春を感じる小物を合わせ、スタイリングしました。

お二人が残したかったのは、自分達が見ることのできない瞬間やゲストの表情。
お越しいただく皆様にフォーカスし、皆様の表情、心が震えた瞬間、
感情が動いた瞬間を大切に残したいという思いから、カメラマンは2名体制にしました。

出来上がった写真を見たお二人から、こんな言葉をいただきました。
「自分がどんな風に見守っていただいてきたのか。 どんな風に愛していただいてきたのか。
当日の写真や映像を通じて、改めて知ることができました。」
写真を通して、幸せな時間や皆様の愛情を何年経っても感じていただけたらと思います。

感動したこと...
テーマをプレゼントしてもらったこと。
そのテーマに添って彼が結婚式を大切に考えてくれていたこと。
自分にとって、結婚式は人生をかけて大切にしてきたことなので、
そこに気持ちを込めて進めてくれたことに何より感動しました。
そして、どんなタイミングも自分の両親が嬉しそうであったこと。
本気で頑張ってきたことを理解してくれて、応援してくれた両親がどんな時も嬉しそうで、
幸せそうで、とても感動しました。

印象に残っているシーン...
最後の挨拶で父が彼の手をとって、自分の想いを語ったこと。
父の想いを改めて知る機会になりました。
彼の仕事柄、職人さんも多くご列席いただいていたので、
その言葉に 同じように感動してくださった方が多かったことを覚えています。
 また、個人的には、前日に会場に入った瞬間の会場装花に圧倒されました。
同業者の方も多く、パートナーの皆様には緊張感もすごかったとは思うのですが、
その花の香りと、雰囲気に自分の想いが形になる瞬間を目の当たりにして、本当に嬉しかったです。

祝言では、お二人やご両親の心の動きに特に目線を向けていました。樋口さんのお父様がリハーサルから何度も涙を流されおり、その姿を見てどう感じとっていたのか、その時の表情を届けたいと思いました。ご披露宴では、お二人がお仕事を通じて関わってこられた方々との時間、そして築いてこられた人と人との繋がり、仕事への誇り、輝きを表現したいと思いました。

皆様がお二人へ向ける素敵な表情を残すことで、今まで歩んできた人生を自分自身が承認し、これからの人生に向けての財産になるような写真を残せたらという思いでいました。そして、ご披露宴の結びに、樋口さんのお父様が、職人である須藤さんの爪の中まで黒くなったゴツゴツとした手を両手で握り、ゲストの皆様に披露しながら思いを語られたシーンは、無我夢中でシャッターを押したことを覚えています。

綺麗な写真、おしゃれな写真、それも素敵な写真ですが、「今、ここにしかない瞬間」こそ残すべき写真であり、それが結婚式の写真なのだと改めて気付かされた瞬間でもありました。これからもご両家が幸せな人生を過ごされていくことを心より願っております。

テーマ『幸せである姿』に綾菜さんからのリクエスト「季節感ある花材を使いたい」を重ね、一箇所一箇所 “ここにはどんなおもてなしがふさわしいか?”を考えながら、濃く・深く・愉しくお打合せをさせていただきました。

ただ季節感のある植物を飾るのではなく、その植物の姿そのものが人生を現すような、そして花言葉からもその生き様が感じ取れるよう丁寧に花選びをし、各お部屋にお二人らしさが溢れた装飾を、と。『木蓮』の忍耐強さと優しさを兼ね添えた趣き、躍動感ある『雪柳』の姿は、まるでそこに春の風が吹いているかのような佇まいで。シックな蘭の花々たちは個々の姿はもとより、重なり合うごとに様々な表情を醸し出し、上質な絞りのお着物を更に印象的に引き立てます。旬のお花で彩るということは、その植物の生命力をたっぷりと感じ共に過ごす素晴らしさを味わえる最高のおもてなしに繋がります。

お色直し用・複色八重チューリップのブーケは刻々と花姿を変え、ご入場の際には綾菜さんの白い肌に映え立体的で自然美に満ちたおもてなしを叶えました。“笑顔の素敵なお二人のそばには、季節を感じるこだわりの花々がいつも咲いていてほしい“ そんな幸せである姿を、春の花々で皆様にお届けでき心より嬉しく思っております。

新婦綾菜さんは私にとって、萬屋本店立ち上げから一緒に駆け抜けてきた言わば「戦友」。その戦友のご結婚式をお任せいただけるということは、司会者にとって勲章でもあり、またプレッシャーでもあり、そしてとても嬉しいことでもありました。新郎直弥さんにお会いすると、その朴訥なお人柄の中に大きな優しさと、ちょっとお茶目な部分もあって、綾菜さんにピッタリだ!と妙に納得したのを覚えています。

お打合せの中でいろいろとお話を伺っていくと、綾菜さんの言葉には凝縮した「想い」がぎゅっと詰め込まれているのを感じました。言葉の「重み」を誰よりも知っている人なのだと感じました。プランナーという仕事をしていく中で、彼女は「言葉が持つ力」「伝えるための言葉」をひしひしと感じ、それを体得していったのでしょう。綾菜さんの口からこぼれてくる想いは、まるで押し寄せる波のように私の心をさらっていきました。

エンディングムービーを上映する前に、綾菜さんがおっしゃっていた言葉をそのまま、ご紹介させていただきました。『幸せであるということ。それは、人によって違う形であるかもしれません。どんな時も直弥さんを信じ、じっと見守ってくれた直弥さんのご両親も、「これをやりなさい」「がんばりなさい」とは絶対に言わなかった綾菜さんのご両親も、「幸せになってほしい」という気持ちを持っていたのは間違いありません。自分が思ってきた「幸せ」は、きっと両親が思ってきた「幸せ」とは違うだろう。でも、「幸せであれ」と思う気持ちは一緒だと思う』エンディングムービーをご覧になりながら、ゲストの皆様は涙を流し、画面の中にある笑顔いっぱいのおふたりをご覧になっていました。きっと、心の中に「幸せであれ」という想いをあふれさせながら。いま私の胸の中にも、同じ想いがあります。どうか幸せであれ。直弥さん、綾菜さん、ご結婚おめでとうございます。

担当コンシェルジェ

ずっとお世話になっていた綾菜さんの担当をさせていただけるとご指名をいただいたとき、嬉しさと驚きと責任とで気持ちがいっぱいになりました。

お打合せで初めて直弥さんとお会いして、お二人にもお話を聞かせていただくと、お二人がどんな人生を歩まれたのか、ご家族に対する気持ち、お仕事に対する気持ち、今まで見えなかったお二人の一面を見ることができました。萬屋本店がお二人にとって大切な場所であるからこそ、この場所で、このチームでしか叶えられないことを叶えて差し上げたいと思い、お手伝いさせていただきました。プランナーである綾菜さんが、お仕事としてではなく、一人の花嫁としてゲストの方を想ってご準備を進めていただけるように、お二人の結婚式のテーマをプレゼントし、それに沿ってご準備ができるようにとサポートをさせていただきました。

いつも誰かの為にと力を尽くしてきたお二人だったからこそ、当日たくさんのおめでとうを受けて、今まで本当に幸せだと思っていただけるような一日にしたいと思っておりましたので、結婚式を経てより幸せにご夫婦で歩んでいっていただけたら嬉しく思います。本当におめでとうございます!

  1. 鎌倉の結婚式場・和婚ウェディングは【萬屋本店】
  2. 感動レポート
  3. 須藤様樋口様